現在、出会い系アプリやマッチングアプリが非常に流行っています。
現在の20代~30代にとっては、マッチングアプリで出会った男女が結婚をするのは普通になっていると言って良いでしょう。
しかし、使った経験のない人や周りで使っている友人が居ない人からすると、
- 本当に安全に出会えるの?
- どうせサクラがいるんでしょ?
- 真剣に使ってる人なんているの?
このような疑念を持っている人が多くいるはずです。
そして、実際に世の中の出会い系・マッチングアプリが全てが安全というわけではありません。
安心安全性を高めた優良企業が運営する出会い系・マッチングアプリは確実に存在します。
一方で、反社会勢力が運営するサクラだけの悪徳出会い系アプリもたくさん存在しています。
一部の悪徳出会い系アプリが存在するせいで、優良なアプリも同じように一括りにされて、風評被害を受けているのです。
そこで本記事では、
- 悪徳アプリを見分ける6つのポイント
- サクラの特徴
- 優良アプリの紹介
ざっくり上記の内容をご説明したいと思います。
当記事のリサーチャー Tsukasa マッチングアプリで出会った女性と交際中。出会い系アプリの世間のイメージが悪い原因を調査したことをきっかけに、世の中に大量の悪徳出会い系アプリが存在することを知り、2015年から9年間に渡って総計168個のアプリを調査している。 |
悪徳出会いアプリの見分け方
悪徳出会いアプリは6つの特徴があります。
- 異性紹介事業の認可を受けていない
- 利用規約で男女の出会い禁止を定めている
- 利用規約でサクラによる架空のやりとりを正当化している
- チャット1通あたり約200円相当の価格設定
- 登録直後に複数の女性からメッセージが来る
- 特定商取引法の定めに記載する運営者情報が不十分
それでは、上記のチェックポイントの具体的な内容を詳細に説明していきます。
異性紹介事業の認可を受けていない
本来、出会い系サイト・アプリを運営する事業者は出会い系サイト規制法(インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律)に定められた義務や制限を受けてサービス運営をする必要があります。
出会い系規制法について
この規制法を守る為、男女の出会いを目的としたサービスの場合は、インターネット異性紹介事業の届け出を警察の公安委員会に提出して、認可されなければなりません。
認可されると、異性紹介事業の受理番号が付与されます。
実際に認可されているサービスであれば、下記のようにサイト上で番号を記載することになるので、届け出を出しているかどうかは、誰が見てもわかるようにする必要があります。
例えば、日本最大のマッチングアプリであるPairsの公式ホームページには下記のように記載があります。
上記のような受理番号の表記が無い出会い・マッチングアプリは警察に届出を出せない理由があることになります。
悪徳出会いアプリが警察に未認可の理由
なぜ、悪徳出会いアプリはインターネット異性紹介事業の認可を取っていないのかというと、それには出せない理由がありました。
というのも、異性紹介事業として正式に認可を受けたサービス運営者は下記のような2つの義務を負います。
- 登録ユーザーが18歳以上であることを証明するために年齢確認書類のチェックを必ずする
- (児童の健全な育成に障害を及ぼす)売春の書き込みやわいせつ画像等の掲載を速やかに削除する
ユーザーが登録をしたら、運転免許証やパスポートなどの公的書類をアップロードさせ、本人確認をして、さらに不適切な投稿やメッセージが無いか投稿審査をするのが、健全な出会い系・マッチングアプリの必須の義務なのです。
そのため、悪徳出会いアプリはリスクヘッジのために、必ず「出会い系アプリではないこと」や「男女の出会い行為の禁止」を利用規約や注意書きに載せています。
利用規約で男女の出会い禁止を定めている場合
それでは、利用規約に「男女の出会い禁止」と記載されている場合の具体例を見てみましょう。
明らかに出会いアプリの体裁をなしているアプリであっても、利用規約の禁止行為の項目には、はっきりと「出会い・異性交際を目的とした行為」という記載されている場合があります。
利用規約でサクラによる詐欺行為を正当化している場合
悪徳アプリには一般の女性は全くいません。いるのは運営側が用意したサクラです。サラクと言っても女性ではなく、男性スタッフであったり、場合によっては1通目のメッセージはBotと呼ばれる自動メッセージの可能性があります。
このサクラ行為も運営側はリスクヘッジのために、サクラの存在を正当化しているかのような不可解な記載が存在し、利用規約に記載していることがあります。
ユーザーの利用状況によっては、当社スタッフがメッセージ送信等の適宜の方法を用いて会員様のお相手をさせて頂くことがあり、この場合でも通常の料金をご負担いただくことをあらかじめ同意するものとします。またユーザーは、当社スタッフの提供する情報は、上記を目的としたものであり、真実、正確、もしくは現実でない、または誇張や創造によるものでありうることについてあらかじめ同意するものとします。
このように明確にスタッフがメッセージのやりとりをすることがあると記載されているのです。
チャット1通あたり200円以上の価格設定
出会い系アプリの料金形態は大きくわけて二つあります。
評価 | 課金形態 | 料金 | 該当アプリ |
---|---|---|---|
👑 優良アプリ |
月額定額制 | 月額3000~4000円 | Pairs、with |
ポイント購入制 | 1メッセージ50円程度 | ハッピーメール、ワクワクメール | |
💀 悪徳アプリ |
ポイント購入制 | 1メッセージ200円程度 | 複数 |
月額定額制のサービスでは、運営会社が用意したサクラはいません。
一方、ポイント制を採用しているサービスではサクラを用意する事で売上をあげる事ができるのでサクラがいる場合があります。ポイント制を採用しているアプリが全て悪徳ではありませんが、ポイント制のサービスは警戒すべきでしょう。
登録直後に女性からメッセージが来る
悪徳アプリである場合、アプリをダウンロードして、プロフィールを登録後、数時間以内に複数の女性からお誘いのメッセージが来ます。たとえ、自分の写真やプロフィール情報を追記していなくともです。
これは、一般女性のいる出会い系・マッチングアプリではあり得ない現象です。
十中八九、運営会社のサクラと判断して良いでしょう。
サクラアプリの特徴・具体例
下記のキャプチャは、当サイトで調査した悪徳アプリの例です。
全て、アプリダウンロード後に顔写真やプロフィール文などの加筆を加えずに登録した直後、複数の女性からメッセージが来ました。
- ギリギリトーク
- キミマチ
- ソクデキ
- マジクル
- ぴたっと
- days
特定商取引法の定めに記載する運営者情報が不十分
特定商取引法とは、消費者を守るために業者が守るべきルールのことです。
消費者からお金をとるサービスは必ず、消費者が不利にならないように会社概要や金額、問い合わせ先などを記載しなければなりません。
下記のような、消費者にとって事前に知るべき項目をサービス内に必ず記載する必要があります。
この特定商取引法の定めが曖昧であったり不備がある運営者は悪徳業者である可能性が高いです。
特に出会い系サービスの場合、ユーザーのトラブルが多いビジネスでは高い問い合わせ対応力が必要とされます。
それにもかかわらず、記載されている住所・電話番号が無い場合や、記載があったとしてもマンションの部屋番号と思われるような住所の場合は、ダミーの住所である可能性が高いので、注意が必要です。
優良アプリは限られている
さて、これまで説明してきたように、世の中には驚くほど悪徳出会いアプリで溢れています。
特に詐欺目的の悪徳出会いアプリは、利用者のリスクが大きく、絶対におすすめすることはできません。
悪徳アプリの運営業者は、定期的にアプリをすげ変えて公開を繰り返すため、悪徳アプリ自体がなくなることはありません。ユーザー自身が当記事のチェックポイントを理解して、その善悪を見抜く必要があるのです。
一方で、健全な運営体制のあるマッチングサービスも確実に存在しています。悪徳アプリを見抜く努力をするよりも、限られた優良なアプリを知り、利用する方が効率的でしょう。
出会う目的に応じて、利用すべきサービスが異なります。
そのため、自分の目的に沿ったサービスを選び、利用することをおすすめします。
では、一体どのサービスが安全なのでしょうか。
筆者が口コミや、運営会社を調査した結果、みなさんにおすすめできるサービスをご紹介したいと思います。
まず、出会い系サイトを登録する上での、選定のポイントはこれです。
カジュアルな出会いをしたい人の「出会い系サイト」選定のポイント
- 複数の優良サイトに登録して、チャンスを広げる
- 無料ポイントを有効活用すること。大手サイトにはお試しポイントが必ずあるので、そこで手応えを感じてから、課金をすべき
- 嫌になればすぐに退会すること。月額ではないサービスなら、遊び感覚ですぐに退会できることこそがメリット
実績1位:ワクワクメール
『ワクワクメール』は大手のサイトになります。累計会員数は700万人を超えており、老舗かつ、TRUSTeという個人情報保護に関する認定資格を取得しており、安心・安全な運営体質であることは間違いありません。
軽めの恋愛〜セフレの関係になれる相手とのライトな出会いを求める人には最適のサイトと言えます。
ワクワクメールの推しポイント5つ
- 完全匿名で利用可能
- web登録をすると1200円分無料ポイント=メール24通分が使えるので、要領がつかみやすい
- ライトな出会い目的の新規ユーザーが多い
- 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール10通)
- ログインボーナスやアンケート回答などを活用すると!
実績2位:ハッピーメール
『ハッピーメール』は、日本最大級の出会い系サイトで、運営会社アイベックは1981年創業で30年以上も続く老舗企業です。累計の会員数は1,000万人を超えています。これだけ長く続けられており、会員数を増やし続けられているということは、安心できる運営体制があることは確かです。
また、運営会社による24時間365日のサポート体制や、掲示板などの人的な監視体制も敷かれており、いわゆる悪徳サイトということは絶対にありません。
軽めの恋愛〜セフレの関係になれる相手とのライトな出会いを求める人には最適のサイトと言えます。
ハッピーメールの推しポイント5つ
- facebookログインによって、リアル友達にバレずに利用ができる
- facebookがなくても携帯番号認証で登録可
- web登録をすると1200円分=メール24通分の無料ポイントが使えるので、要領がつかみやすい
- ライトな出会い目的の新規ユーザーが日本で最も多い
- 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール7~8通)
実績3位:PCMAX
『PCMAX』も大手のサイトになります。累計会員数は1000万人を超えており、2007年から運営している老舗です。
ハッピーメール、ワクワクメールに次いで人気のサイトとなっているので、無料ポイントでお試しする価値ありです
PCMAXの推しポイント4つ
- 完全匿名で利用可能
- web登録をすると1000円分無料ポイント=メール20通分が使えるので、要領がつかみやすい
- ライトな出会い目的の新規ユーザーが多い
- 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール10通)
さて、ここまではライトな出会い向けでしたが、次は本命彼女との出会いを求める人向けのサービスをご紹介します。
本命彼女との真剣交際を望む人向け!
マッチングサービス選定の鉄則
- 月額制なので、まずはここと決めて1~3ヶ月集中して使うこと
- 自分の写真・自己紹介文をきっちりと載せること
- ユーザー数の多い大手サービスを使うこと
- 自分とつり合う相手・価値観の相性を見極めること
実績No.1:Pairs(ペアーズ)
『Pairs(ペアーズ)』は、結婚を視野に入れた真面目な出会いを求める全ての男女にオススメすることができます。おすすめのポイントとしては、ユーザー数が日本一であり、真面目な一般男女が集まっていて健全かつ、利用体験としても最高だからです。マッチングサービスでは圧倒的1位のため、一番最初にペアーズを使わない理由がありません。
しっかりした恋愛関係で場合によっては結婚も視野に入れられる相手との出会いを求める人には Pairsが今もっとも信頼できるサイトであると言えます。
Pairsの推しポイント4つ
- facebookログインによって、リアル友達にバレずに利用ができる
- 男女共に真剣な交際目的のユーザーが多く、オンラインの出会いにおける結婚報告数は日本一
- 24時間監視なので業者排除の精度・スピードは日本トップクラス
- 親会社はニューヨーク市場に上場しており安心安全性が高い