運営会社 | Naomi Tajima |
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サービス開始 | 2017年 |
アプリストア | AppStore Google play版は無し |
ざっくりまとめると
- あいますは出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
- 法外に高い料金体系のため何も知らずに使用すると高額請求に繋がりやすい
- 登録直後にメッセージがくるが実態は運営会社のサクラなので安易な課金は禁物
アプリの説明
気軽にご近所友達・恋人を探せる!
メールアドレス・電話番号はもちろん不要!
安心安全に出会いを楽しめちゃいます!!
街コン・合コンを超える出会い!是非一度お試しください!
【あいますって何?】
みなさまに楽しく簡単な出会い探しを提供するために開発された
新しい出会いチャットアプリです。
【あいますで出来ること】
・友達の輪を広げたい
忙しくて友達と過ごす時間が減っている方でも全然大丈夫です!
・本気の恋愛!彼氏・彼女・恋人を探して結婚したい
街コン、合コン、お見合い、イベントだけが婚活と思っていませんか?アプリでも探せます!
・ご近所で飲み友、趣味友を作りたい
全国規模で様々なジャンルの人が利用しているため、ご近所さんが見つかるかも!
・ヒマな時間が多く暇つぶしがしたい
多くの人が利用するから、いつでもチャットトークのチャンスがあります!
・愚痴をこぼせる友達が欲しい
匿名だからこそ相談できることも!
・気軽にメッセージ交換できるメル友が欲しい
メッセージだけでなく、画像の交換も可能です!
【あいますのイチオシ機能】
① 掲示板での条件検索機能
地域・性別・年齢でタイプの人を一発検索!
写メ掲示板もかなり便利!
最新ログイン順にも出来るから、すぐにチャットできるかも!
② 簡単チャット機能
スマホに最適化したデザイン設計なので、簡単にメッセージを送信できます!
③ 気になるあしあと機能
自分に興味を持っている人が一目瞭然!
こちらからアプローチすることもできちゃいます!
④ リアルタイムお知らせ機能
チャットが届くと、Push通知でお知らせも可能!
すぐに返信すれば、相手とのトークも盛り上がるかも!
⑤ 安全ブロック機能
苦手と思った人からのチャットはブロックできちゃう!
気の合う人だけと、出会いチャットを楽しもう!
ユーザー様のご意見に合わせて、今後も便利な機能をアップデートしてまいります!
お気軽にご要望をお申し付けください!
「あいます」の料金体系
「あいます」は有料の出会いアプリです。
トーク送信や掲示板投稿のたびにポイントが消費され、ポイント購入のために課金を促すことで利益をあげるビジネスモデルです。
各アクションに対する消費ポイントは下記の通りです。
画像送信:60コイン
画像閲覧:40コイン
初回は100コインが無料で付与されていますが、追加の場合は課金購入となります。コインの料金テーブルは下記の通りです。
購入コイン | 料金 | 1コイン辺りの料金 |
---|---|---|
150コイン | 960円 | 6.4円 |
450コイン | 2900円 | 6.4円 |
750コイン | 4800円 | 6.4円 |
1500コイン | 9800円 | 6.5円 |
チャット送信1通が25コインなので、金額換算すると160円となります。
10通のやりとりをすれば、1600円となるわけです。
また、画像の閲覧1回だけでさえも、40コイン=256円です。
初心者の人は「出会い系ってこんなものか?」と騙されやすいのですが、この金額はかなり”高い”です。
サクラだらけの詐欺出会いアプリによくある価格設定なので、十分気をつけてください。
優良出会い系サイトであれば、1通50円程度というのが相場です。
「あいます」の実態を調査
「あいます」は果たして健全なアプリなのか、その実態を調査してみました。
異性紹介事業の届出がない脱法運営
「あいます」はポイント制を導入しており、どこからどうみても出会い系アプリです。
現に、アプリの説明文には「恋人が見つかる!」と書いています。
しかし、調べてみると、「あいます」はインターネット異性紹介事業の届出をしていませんでした。
Appstoreの説明文の注意事項には、
と明記されています。
これは、どういうことかというと、正式には 「あいます」は出会い系アプリではないということなのです。
「あいます」の実態は、異性紹介事業の届出がないにも関わらず、「男女の出会い」をキャッチコピーに、ユーザーを集めているユーザーと法律を欺いた脱法アプリなのです。
年齢確認のない不健全運営
インターネット異性紹介事業の届出がないので、 出会い系規制法が適用されず、「あいます」には登録者の年齢確認をする義務がありません。実際にアプリをダウンロードしても、年齢確認のための書類提出などは必要ありませんでした。
ということは、「年齢を偽って登録する」「性別を偽って登録する」ということが十分考えられるので、未成年交際による逮捕リスクや、「ぎゃるる狩り」に代表されるような未成年交際の逮捕リスクを逆手に取った恐喝などへ事件化する可能性は大いにあるでしょう。
利用者は「あいます」を利用することによるデメリットしかないということです。
サクラの存在
これらを踏まえて、実際に 「あいます」を利用した結果、サクラアプリだということが判明しました。
まず、検証の為に 「あいます」をダウンロードしてみました。そして、登録から数分以内に、2名の女性からメッセージを貰いました。
この通りです。
この女性たちは、運営スタッフが用意したサクラであることは間違いないでしょう。
ネット検索した美女の写真を使って新規の男性会員にメッセージを送っているのだと推察されます。
なぜサクラと断定できるかというと、私が設定したプロフィールにほとんど何も設定していないからです。
顔写真すら載せていませんでした。
顔もわからない、自己紹介の文も何もない男性に、声をかけてくる女性がいると思いますか?
一般世界に置き換えて見てください。渋谷の街中でマスクとサングラスをかけて顔が一切わからず、何もパーソナリティもわからない男性がいたとして、その人に女性が声をかけてくると思いますか?声をかけてくるとしたら、それはもうビジネス目的なはずですよね?
「あいます」はサクラが大多数の悪徳出会い系アプリであることは間違いないでしょう。
先ほど説明しましたが、「あいます」ではメッセージをしようとすると23ポイント=230円~276円を消費することになります。
運営会社は新規のユーザーに手当たり次第にメッセージを送り、引っかかった人に、会話を続けさせ課金を促しているのです。
「あいます」の総評・まとめ
「あいます」は法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
さらに、男性ユーザーには登録直後にたくさんのメッセージがきますが、全てサクラですので、くれぐれもメッセージを続けて課金をしないようにしてください。
また、インターネット異性紹介事業の届出をしておらず、年齢確認や本人確認が行われないので、「ぎゃるる狩り」に代表されるような恐喝事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクもありえます。
このことから、「あいます」を使うメリットは一つもないと断言します。
健全な出会いをしたい方は絶対に利用はしないようにしてください。