出会いアプリ「レモン (LEMON)」の実態を評価・検証

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ひまつぶしチャットSNSアプリ – LEMON レモン
運営会社 Huyuko Ishihara
© Kana Komagata
サービス開始 2015年
アプリストア AppStoreGooglePlay版は未リリース

当記事のリサーチャー

Tsukasa

マッチングアプリで出会った女性と交際中。出会い系アプリの世間のイメージが悪い原因を調査したことをきっかけに、世の中に大量の悪徳出会い系アプリが存在することを知り、2015年から8年間に渡って総計168個のアプリを調査している。

ざっくりまとめると

  • レモン(旧 Flatalk)は出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
  • 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
  • マルチ商法の勧誘などが頻発するため注意が必要
Appstore引用:
毎日100万メッセージ突破中!
LEMON(レモン)は暇つぶしアプリの決定版です
夜な夜な電話でその日にあった出来事をダラダラ話しませんか?
あなたの毎日がちょっぴり良いものになりますように

【してはいけない使い方】
・誹謗、中傷等を目的とした利用
・18歳未満の利用
・異性間交際のみを目的とする利用
・性的な内容を含む内容のタイムライン投稿
・広告を目的とした内容を投稿
・求人や勧誘を目的としたトーク
・個人情報などを送信する行為

レモンの説明

レモンは完全無料のアプリです。課金のポイントは一切ありません。iPhoneのみなので、Android(アンドロイド)アプリでは存在しません。
アプリ内のところどころに広告枠があり、広告収入によって利益をあげるビジネスモデルとなっています。

レモンを使う前に知っておくべきこと

レモンは長らくflatalk(フラットーク)という名称でしたが、2019年5月にLEMON(レモン)という名称に変更しました。
無料のチャットアプリは後に説明するように未成年の売春事件や出会い目的男性ユーザーへの恐喝事件など、グレーなアプリであるがゆえに、事件の温床になりやすく、評判が悪いため定期的に名称を変更したり、類似のアプリを複数開発して利用者を分散させたりします。今回の変更もそのサイクルの一貫ではないかと思います。

また、レモンは「出会い系規制法」の対象外のアプリです。
つまり厳密には「出会い系アプリ」ではありません。アプリの利用規約にも、異性交際に関わる情報を送信する行為を明確に禁止しています。

しかし、これは無料の出会い系アプリではよくある出会い系規制法の抜け道を使ったサービスモデルであり、実際、中で使っているユーザー達のほとんどは出会い目的でアプリを利用していることが多いです。その分、男女間トラブルや事件も多いのです。

出会い目的での利用を希望する人へ

無料チャットアプリは出会いアプリではありません。異性との出会い目的の利用を少しでも期待して無料チャットアプリを使うのは時間の無駄となります。
異性との出会いを目的とする人は利用目的に応じた「出会い・マッチングアプリ」の利用をおすすめします。
当サイトのおすすめサービスはこちらです。


レモンの使い方

レモンはチャットだけではなく通話機能もあるアプリです。
ユーザーのつぶやきが表示されたタイムライン画面、ユーザーの顔写真が並んだ検索画面と、チャット画面がメイン機能です。

また、左上の🔔ベルマークをタップすると、

タイムラインからの返信一覧と、足跡一覧を確認することができます。

足跡機能とは?

足跡とは、誰かが自分のプロフィールを覗いた時につくものです。
自分が誰かのプロフィールを覗いた時も相手の足跡ページには表示されているということになります。
この足跡を付けずに相手のプロフィールを閲覧する方法はありません。

既読機能はある?

レモンにはLINEのような既読機能はありません。メッセージを送っても相手が既読スルーしているのか、未読なのかは一生わかりません。

ブロック機能

ブロック機能はLINEと同じように、相手をブロックする機能です。ブロックしたユーザーとのトークが全て消え、ブロックされた相手も同様に見ることができません。
このブロック機能を実行した場合、ブロックされた側には、通知等はありません。
ブロックされた側は、相手のプロフを閲覧しようとして、見れなかった際に初めて、自分がブロックされたことを知ります。

近くのユーザー絞り込み機能

レモンでは「近くのユーザーを表示する」ボタンがあり、そのボタンを押すと、位置情報を元にした近くのユーザーが表示されます。ただし、相手とどれほどの距離にいるのかということは一切わからないので、あくまでも近くの人という情報しかないのが特徴です。

電話・通話機能の使い方

レモンには電話・通話機能があります。
個別チャット画面の右上に📞電話マークがあり、ここをタップすると通話が可能です。

しかし、全ての人と電話・通話ができるわけではありません。
電話マークをタップしても下記のように「電話ができません」というアラートが出ることがほとんどです。

通話をオンにする方法

通話を可能にするにはプロフィールの設定⚙マークをタップして「電話を受け取る」をオンにする必要があります。
下記の手順を確認ください。

また、こちらの設定はデフォルトではオフになっています。

誰とでも通話できるわけでは無い

相手が通話オンに設定していたとしても、誰とでも電話ができるわけではありません。
電話をするには最低でも5回以上のやりとりが必要になります。

どこかの誰かと通話機能(ランダム通話)

レモン内で直近できた新たな機能が、この「どこかの誰かと通話」機能です。
チャット一覧のタブ画面から、上部の「どこかの誰かと通話」という箇所をタップするとすぐにマッチング検索が始まります。

ランダム通話というのは、アプリ「斎藤さん」に代表されるような、リアルタイムにランダム通話ボタンを押した人と即マッチングして通話をする機能となります。男女やエリアのフィルターなどは出来ず、誰とでも通話がされる可能性があります。

レモン自体、男女比は8:2か7:3で男性の方が多いので、このランダム通話で異性とマッチングする確率は非常に低いでしょう。

レモン利用者のリスク

さて、ここまでレモンについて紹介してきましたが、果たして安全なチャットアプリなのでしょうか?

まず、結論からいうと、レモンはおすすめすることはできません
利用者には多くのリスクが伴います。

その理由は2つ。

逮捕リスク

レモンは初回のプロフィール登録時に、年齢確認や本人確認等は一切ありません。
ダウンロード直後から即時でアプリを利用して、不特定多数の人とメッセージを開始することができます。

本人確認が無いということは、未成年が年齢を偽って利用することは非常に簡単ということです。
つまり、未成年ユーザーがレモン内に紛れ込んでいることが十分考えらるのです。

そして、もし未成年ユーザーと繋がり、関係を持ってしまったりすれば、それは犯罪として逮捕されるリスクとなるのです。

最悪の場合、刑法第176条(強制わいせつ)によって、6ヵ月以上10年以下の懲役となる場合がありますので充分注意が必要です。

恐喝リスク

悪質なユーザーの場合、未成年者との「淫行」や「出会い」ということを弱みにして、恐喝をしてくるケースまで出てきています。
どういうことかというと、例えばこういうことが起きるのです。

出会い系アプリで、年齢を偽り成人女性として登録した女の子がいます。
その子はアプリ上で男性とメッセージを交わし、実際に会ってみようという話になります。
そして、そこで初めて実は未成年であることを告白します。

その直後、どこからともなく、別の男性グループが出てきて、「あんた未成年と会ったよね?犯罪だよ?」とけしかけて、「○○円だしたら、見逃すから」と恐喝をしてくるのです。

もちろん恐喝の方が明らかに犯罪です。
しかし、あなたたが仮に恐喝される当事者だったら、「無料の出会い系アプリを利用してたら恐喝された」というのを警察に言って、大ごとにしますか?

大ごとにできる人はぜひそうすべきです。

実際に同種のアプリ「ぎゃるる」で起きた、「ぎゃるる狩り」事件と言う形で実際に警察沙汰になっています。

しかし、この事件のように警察に言って大ごとに出来ない人の方が多いはず。

出会い系アプリで未成年と会ったという事実自体はあまり知られたくないはずです。
その心理をうまくついているのが この恐喝の手口なのです。

このように年齢の確認審査がない出会い系アプリということは、出会う相手が未成年である場合があったり、恐喝目的で近づいてきたりするリスクが存在するのです。利用時は充分に気をつけたほうが良いでしょう。

レモンの利用者層

レモンに特有のユーザー層というのは無く、「ぎゃるる」「オルカ」などその他の無料出会い系アプリと同じようなユーザー層と考えてまず問題ないです。
具体的には下記のような目的・属性のユーザーが混在しているというのが現状です。

▼18歳以下の少年少女

Appstoreのレーティングでは、18歳以下の男女は利用できません。
しかし、アプリをDLしても年齢認証などなく、自己申告の生年月日入力でパスできてしまうので、形骸化していると思われます。

▼援助交際目的の男性

18歳以下はいないはずですが、「実態としては多くの少女が利用している」という事実を知っている男性ユーザーが援助交際を目的として少女に声を掛けているというのが現状です。

▼ネットワークビジネスマン

「レモン」に限らずですが、無料の出会い系アプリにはまず間違いなくネットワークビジネスマンがたくさんいます。「カフェで稼ぐ方法教えようか?」とわかりやすく誘ってきたりもします。こういう目的の人と関わっても、最終、得をしないのでかかわらないことを強くお勧めします。
アムウェイ・ニュースキン・モリンダなどなど、多くのマルチ商法業者がいるでしょう。
運営会社も取り締まることは一切しないので、利用者自身が業者かどうかを見極める必要があります。

▼チャットガールの誘い

女性ユーザーが気をつけなければならないのが、チャットガールの誘いです。
高収入バイトをうたい文句にライブチャットなどの仕事を斡旋しようとしてくる人間がいます。これも、最終的に、水商売や風俗への勧誘につながるため、軽い気持ちで関わることはお勧めしません。

禁止ワードの存在

レモンでは禁止ワードが存在します。
禁止ワードを含んだチャットは送信することができません。卑猥なワード・交際や援助交際目的の隠語などは使用してはいけません。

度重なるエラーが頻発

レモンでは、「不明なエラー」による、通信障害がよく発生しています。
これはアクセス過多による不具合であると予想されます。
そのため、よく発生する時間帯は昼12時、夜19-20時ごろです。
度々起きていますが、なくなることはないので、運営元のシステム対応力や対応意思が低いのではないかと考えられます。

相手のトークが消えた場合

トーク一覧から相手が突然消えた場合、アプリの不具合ではなく、相手からブロックされた可能性が高いです。

アカウントが凍結された場合

また既にレモンを利用しており、アカウントの凍結をされた場合、同様のアカウントの復活は不可能となります。異性との出会いを目的とした会話は一切してはいけませんし、できないことを改めて理解してください。

レモンの退会方法

既にレモンのアカウントを持っている方で、退会を考えている方は下記の方法で確実に退会をしてください。
メニュー <  アカウント削除

一度アカウント削除を行うと、メッセージやプロフィールのデータ復元は一切できないそうです。

レモンの総評(まとめ)

改めて伝えますが、レモンは法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
レモンの中で悪意を持って、他のユーザーに接近し、LINEなどを交換して友達となり、のちに事件化していくという可能性は大いに考えられますが、それに対して運営側は責任は負わないということになります。つまり、すべて利用するユーザーの自己責任ということになるのです。

このような無料の出会い系アプリでは、業者・援交目的などのユーザーが間違いなく存在します。
女性の方の利用は全くお勧めしませんし、男性側も、「ぎゃるる狩り」に代表されるような事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクは伴います。

そういったリスクをすべて理解した上で、レモンを利用することは自由ですが、
そこで起こりうる損害はすべて自己責任としてください。

個人的にはレモンの利用はお勧めしません。

この記事が参考になれば幸いです。

さて、このように、本当に出会えるアプリと言うのは、決して多くありません。特に無料の出会い系アプリや悪徳出会いアプリは、利用者のリスクが大きく、絶対におすすめすることはできません

このサイトでも、100以上のアプリ・サイトを調査してきました。

その中でわかったことは、健全な運営体制のあるマッチングサービスも確実に存在しているということです。そして、その中でも自分の目的に沿ったサービスを選び、利用することをおすすめします。

では、一体どのサービスが安全なのでしょうか。
筆者が口コミや、運営会社を調査した結果、みなさんにおすすめできるサービスをご紹介したいと思います。

まず、出会い系サイトを登録する上での、選定のポイントはこれです。

カジュアルな出会いをしたい人の「出会い系サイト」選定のポイント

  1. 複数の優良サイトに登録して、チャンスを広げる
  2. 無料ポイントを有効活用すること。大手サイトにはお試しポイントが必ずあるので、そこで手応えを感じてから、課金をすべき
  3. 嫌になればすぐに退会すること。月額ではないサービスなら、遊び感覚ですぐに退会できることこそがメリット

実績1位:ワクワクメール

wakuwaku
ワクワクメール』は大手の出会いサイトになります。累計会員数は750万人を超えており、老舗かつ、TRUSTeという個人情報保護に関する認定資格を取得しており、安心・安全な運営体質であることは間違いありません。

軽めの恋愛〜セフレの関係になれる相手とのライトな出会いを求める人には最適のサイトと言えます。

ワクワクメールの推しポイント5つ

  1. 完全匿名で利用可能
  2. web登録をすると1200円分無料ポイント=メール24通分が使えるので、要領がつかみやすい
  3. ライトな出会い目的の新規ユーザーが多い
  4. 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール10通)
  5. ログインボーナスやアンケート回答などを活用すると無料でポイント獲得可能

実績2位:ハッピーメール


ハッピーメール』は、日本最大級の出会い系サイトで、運営会社アイベックは1981年創業で30年以上も続く老舗企業です。累計の会員数は1,000万人を超えています。これだけ長く続けられており、会員数を増やし続けられているということは、安心できる運営体制があることは確かです。

また、運営会社による24時間365日のサポート体制や、掲示板などの人的な監視体制も敷かれており、いわゆる悪徳サイトということは絶対にありません。

軽めの恋愛〜セフレの関係になれる相手とのライトな出会いを求める人には最適のサイトと言えます。

ハッピーメールの推しポイント5つ

  1. facebookログインによって、リアル友達にバレずに利用ができる
  2. facebookがなくても携帯番号認証で登録可
  3. web登録をすると1200円分=メール24通分の無料ポイントが使えるので、要領がつかみやすい
  4. ライトな出会い目的の新規ユーザーが日本で最も多い
  5. 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール7~8通)

※上のボタンからWeb登録をすると1200円分の無料ポイントがGETできますが、手軽にアプリからダウンロードして利用したい方はこちらから

実績3位:PCMAX



PCMAX』も大手のサイトになります。累計会員数は1000万人を超えており、2007年から運営している老舗です。

ワクワクメール、ハッピーメールに次いで人気のサイトとなっているので、無料ポイントでお試しする価値ありです

PCMAXの推しポイント4つ

  1. 完全匿名で利用可能
  2. web登録をすると1000円分無料ポイント=メール20通分が使えるので、要領がつかみやすい
  3. ライトな出会い目的の新規ユーザーが多い
  4. 1人に出会うために必要な金額は500円程度(メール10通)

さて、ここまではライトな出会い向けでしたが、次は本命彼女との出会いを求める人向けのサービスをご紹介します。

本命彼女との真剣交際を望む人向け!
マッチングサービス選定の鉄則

  1. 月額制なので、まずはここと決めて1~3ヶ月集中して使うこと
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  3. ユーザー数の多い大手サービスを使うこと
  4. 自分とつり合う相手・価値観の相性を見極めること

実績No.1:Pairs(ペアーズ)


Pairs(ペアーズ)』は、結婚を視野に入れた真面目な出会いを求める全ての男女にオススメすることができます。おすすめのポイントとしては、ユーザー数が日本一であり、真面目な一般男女が集まっていて健全かつ、利用体験としても最高だからです。マッチングサービスでは圧倒的1位のため、一番最初にペアーズを使わない理由がありません。

しっかりした恋愛関係で場合によっては結婚も視野に入れられる相手との出会いを求める人には Pairsが今もっとも信頼できるサイトであると言えます。

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