出会い系アプリ「ひまチャットで友達作りチャット」の実態を評価・検証

ひまチャット_icon
ひまチャットで友達作りチャット
運営会社 販売元: mao konishi
© Mao Konishi
サービス開始 2017年6月
アプリストア AppStore
google play版は未リリース

※類似アプリ「ひまチャット」の評価記事はこちら

ざっくりまとめると

  • 「ひまチャットで友達作りチャット」は出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
  • 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
  • マルチ商法の勧誘などが頻発するため注意が必要

アプリの説明

Appstore引用:
完全無料のひまチャットは、いつでも、どこでも、
色んな趣味の友達とチャットでつながる事ができる
新しいコミュニケーションアプリです!

■ ひまチャットの特徴!
・偽名OK!
・メアド、電話番号などの登録が一切不要
・5秒でできる簡易アカウント登録
・チャットは、送受信ともに完全無料
・リアル友達と瞬時にやり取りできるチャット
・パスコードロック機能で見られたくないチャットしっかりロック

ひまチャットの料金体系

ひまチャットは完全無料のアプリです。課金のポイントは一切ありません。
アプリ内のところどころに広告枠があり、広告収入によって利益をあげるビジネスモデルとなっています。

ひまチャットを使う前に知っておくべきこと

ひまチャットは「出会い系規制法」の対象外のアプリです。
つまり厳密には「出会い系アプリ」ではありません。アプリ内でも出会い系目的で使用することは厳しく禁止されています。出会い目的での利用だと判断されるとアカウントが凍結されるそうです。

ただ、これは無料の出会い系アプリではよくある、出会い系規制法の抜け道を使ったサービスモデルであり、実際、中で使っているユーザー達のほとんどは出会い目的でアプリを利用しています。

アプリの名前にも「出会い」とうたっている訳なので、これはもう確信犯なわけです。

ひまチャットの使い方

ひまチャットは2つの機能で成り立っています。

機能1:つぶやき

ホーム画面からツイッターのようにつぶやくことができ、
そこから、そのつぶやきに対して返信ができたり、さらにはトークをすることができます。
この機能は男女両方ともが表示されているため、異性同性関係がなく並んでいます。

つぶやき画面では、下記のようにユーザーがつぶやいたものが時系列で表示されていき、そこに誰かが返信をしていきます。
いわば出会い掲示板のような役割です。

機能2:トーク

トーク機能では、通常の出会い系アプリのように2人で完全無料でメッセージをすることができます。
完全無料だけに、何の制限もなくトークが開始することができます。

ひまチャットで注意すること

ひまチャットは法律上は出会い系アプリではありません。
そのため注意すべきポイントが2つあります。

その1 逮捕リスク

まず前提としてひまチャットはAppleのレーティングでは18歳以上でないと使えないようになっています。
しかし、ひまチャットに登録する際、ユーザーは任意で年齢を入力するだけで利用ができてしまいます。
運営会社が年齢確認書類をもとに本人確認をすることは一切ありません。したがって、未成年ユーザーが実際の年齢を欺いて使うことは実質可能となります。

もし、万が一未成年ユーザーと繋がり深い関係になった場合、刑法第176条(強制わいせつ)によって、6ヵ月以上10年以下の懲役となる場合がありますので充分注意してください。

その2 運営者情報が不透明

詐欺的な悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者名(デベロッパー名)を法人名等ではなく、個人名にしようとします。

そこで「ひまチャット」を調べてみると、開発者名は「mao konishi」という個人名で登録されており、出会い系規制法の抜け道アプリを走っている自覚があるため、個人名にしているのでしょう。

ひまチャットの開発者サイトはダミーサイト?

悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者公式サイト(デベロッパーサイト)をダミーサイトや使用実態のないTwitterやブログサイトなどを利用します。

「ひまチャット」の開発者公式サイトには下記のTwitterが登録されていました。

2017年5月に作られて、2017年6月時点で何も呟かれていないアカウントとなっています。

ひまチャットの利用者層

ひまチャットに特有のユーザー層というのは無く、「ぎゃるる」などその他の無料出会い系アプリと同じようなユーザー層と考えて まず問題ないです。
具体的には下記のような目的・属性のユーザーが混在しているというのが現状です。

▼18歳以下の少年少女

Appstoreのレーティングでは、18歳以下の男女は利用できません。
しかし、アプリをDLしても年齢認証などなく、自己申告の生年月日入力でパスできてしまうので、形骸化していると思われます。

▼援助交際目的の男性

18歳以下はいないはずですが、「実態としては多くの少女が利用している」という事実を知っている男性ユーザーが援助交際を目的として少女に声を掛けているというのが現状です。

▼ネットワークビジネスマン

「ひまチャット」に限らずですが、無料の出会い系アプリにはまず間違いなくネットワークビジネスマンがたくさんいます。「カフェで稼ぐ方法教えようか?」とわかりやすく誘ってきたりもします。こういう目的の人と関わっても、最終、得をしないのでかかわらないことを強くお勧めします。

▼チャットガールの誘い

女性ユーザーが気をつけなければならないのが、チャットガールの誘いです。
高収入バイトをうたい文句にライブチャットなどの仕事を斡旋しようとしてくる人間がいます。これも、最終的に、水商売や風俗への勧誘につながるため、軽い気持ちで関わることはお勧めしません。

ひまチャットの利用は自己責任で

改めて伝えますが、ひまチャットは法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
ひまチャットの中で悪意を持って、他のユーザーに接近し、LINEなどを交換して友達となり、のちに事件化していくという可能性は大いに考えられますが、それに対して運営側は責任は負わないということになります。つまり、すべて利用するユーザーの自己責任ということになるのです。

このような無料の出会い系アプリでは、業者・援交目的などのユーザーが間違いなく存在します。
女性の方が利用は全くお勧めしませんし、男性側も、「ぎゃるる狩り」に代表されるような事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクは伴います。

そういったリスクをすべて理解した上で、ひまチャットを利用することは自由ですが、
そこで起こりうる損害はすべて自己責任としてください。

個人的にはひまチャットの利用はお勧めしません。

この記事が参考になれば幸いです。