運営会社 | hiroshi okada © GiriGiriChat |
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サービス開始 | 2017年 |
アプリストア | AppStore google play版は未リリース |
ざっくりまとめると
- 「ギリギリチャット」は出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
- 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
- 登録直後にメッセージがくるが実態は運営会社のサクラなので安易な課金は禁物
アプリの説明
ギリギリチャットは友達・恋人探しチャットアプリ!
「ギリ×2チャット」は全国~近所の掲示板・写メを見て繋がりたい相手がすぐに見つかる登録無料のチャットアプリです。
今までのSNSアプリ、他のトークアプリで中々いい出会いがなかった、メル友や遊び仲間に巡り合えなかった等の方でも、誰でも気軽に、そして簡単に使えるのでオススメです。
電話番号やメールアドレス、他SNSアプリのアカウント情報は一切不要で、匿名でチャットができるので、プライバシーも守られ、安心してお使い頂けます。
ギリギリチャットの料金体系
ギリギリチャットは有料の出会いアプリです。
トーク送信や掲示板投稿のたびにポイントが消費され、ポイント購入のために課金を促すことで利益をあげるビジネスモデルです。
各アクションに対する消費ポイントは下記の通りです。
プロフィール画像閲覧:0coin
プロフィール動画閲覧:50coin
掲示板書き込み:2coin
掲示板の画像閲覧:2coin
掲示板の動画閲覧:50coin
初回は110ptが無料で付与されていますが、追加の場合は課金購入となります。coinの料金テーブルは下記の通りです。
購入ポイント | 料金 | 1ポイント辺りの料金 |
---|---|---|
96coin | 960円 | 10円 |
300coin | 3,000円 | 10円 |
500coin | 4,800円 | 9.6円 |
1,000coin | 8,800円 | 8.8円 |
3,000coin | 24,800円 | 8.2円 |
トーク送信1通が25Gなので、金額換算すると225~265円となります。
10通のやりとりをすれば、2,225~2,650円となるわけです。
初心者の方であれば、「なんだ、出会い系ってこんなものなのか?」と思うかもしれませんが、この金額は”高い”です。
サクラだらけの詐欺出会いアプリによくある価格設定なので、十分気をつけてください。
優良出会い系サイトであれば、1通50円程度というのが相場です。
ギリギリチャットは安全なのか?その実態を調査
ギリギリチャットは果たして健全なアプリなのか、その実態を調査してみました。
異性紹介事業の届出がない脱法運営
ギリギリチャットはポイント制を導入しており、どこからどうみても出会いアプリなのですが、インターネット異性紹介事業の届出をしていませんでした。
つまり、正式には ギリギリチャットは出会い系アプリではないということです。
実際に利用規約の第2条(本サービスについて)にはこのような記載があります。
このように明らかに出会い系アプリであるにも関わらず、出会い系アプリであることを規約上は明記しておりません。
実は、ギリギリチャットは男女の出会いをキャッチコピーにしてユーザーを集めながら、実際には出会い系アプリの負うべき義務と制限を免れている脱法出会い系アプリなのです。
年齢確認のない不健全運営
インターネット異性紹介事業の届出がないので、 出会い系規制法が適用されず、ギリギリチャットには登録者の年齢確認をする義務がありません。実際にアプリをダウンロードしても、年齢確認のための書類提出などは必要ありませんでした。
これによりどういう問題があるかというと、「年齢を偽って登録する」「性別を偽って登録する」ということが十分考えられるので、未成年交際による逮捕リスクや、「ぎゃるる狩り」のに代表されるような逮捕リスクを逆手に取った恐喝などへ事件化する可能性は大いにあるでしょう。
サクラの存在
これらを踏まえて、実際に ギリギリチャットを利用した結果、サクラアプリだということが判明しました。
まず、検証の為に ギリギリチャットをダウンロードしてみました。そして、登録からほんの数時時間で、複数の女性からメッセージを貰いました。
この通りです
「秘密でどう?」
「うち来てくれない?」
いきなりこんな積極的な内容が、美女達から頂きました。
これにひっかかる人はいないと思います。
この手の出会い系アプリの利用経験がある人は勘づくと思いますが、これはほぼ100%の確率でサクラでしょう。
なぜかというと、私が設定したプロフィールにほとんど何も設定していないからです。
顔写真すら載せていませんでした。
顔もわからない、自己紹介の文も何もない男性に、声をかけてくる女性がいると思いますか?
一般世界に置き換えて見てください。渋谷の街中でマスクとサングラスをかけて顔が一切わからず、何もパーソナリティもわからない男性がいたとして、その人に女性が声をかけてくると思いますか?声をかけてくるとしたら、それはもうビジネス目的なはずですよね?
ギリギリチャットはサクラが大多数の悪徳出会い系アプリであることは間違いないでしょう。
先程も、説明した通り、このアプリでは、相手とメッセージをしようとすると1通25G=250円を消費することになります。
運営会社は新規のユーザーに手当たり次第にメッセージを送り、引っかかった人に、会話を続けさせ課金を促しているのです。
ギリギリチャットのグレーな運営元
悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者名(デベロッパー名)を法人名等ではなく、個人名にしようとします。
「ギリギリチャット」の開発者名は「hiroshi okada」という個人名で登録されています。
個人開発者の名前を使って、足がつくことを隠しているようです。
ギリギリチャットの利用はすべきではない
ギリギリチャットは法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
さらに、男性ユーザーには登録直後にたくさんのメッセージがきますが、全てサクラですので、くれぐれもメッセージを続けて課金をしないようにしてください。
また、インターネット異性紹介事業の届出をしておらず、年齢確認や本人確認が行われないので、「ぎゃるる狩り」に代表されるような恐喝事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクもありえます。
このことから、ギリギリチャットを使うメリットは一つもないと断言します。
健全な出会いをしたい方は絶対に利用はしないようにしてください。