ともチャット – 友達探しチャットSNS
運営会社 | Go Nakano © GoApps |
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サービス開始 | 2016年 |
アプリストア | AppStore google play版は未リリース |
出会い系アプリ「友チャット (Android)」の実態を評価・検証
ざっくりまとめると
- ともチャット(iPhone)は出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
- 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
- マルチ商法の勧誘などが頻発するため注意が必要
アプリの説明
ともチャットは、ひまつぶし雑談アプリです。
仕事や大学から疲れて家に帰ったときに、誰かに話しを聞いてもらいたい・愚痴を聞いてもらいたいときはありませんか?
そんなときはともチャットを使いましょう!
友達を見つけて、人と話して、日々の疲れを癒やしてください。
【こんな人におすすめ!】
・毎日同じ人としか話していなくて退屈している人!
・なんでも話せる友達が欲しい人!
・同じ趣味、趣向をもった人とトークしたい人!
・暇すぎて死にそうな人!
ともチャットの料金体系
ともチャットは完全無料のアプリです。課金のポイントは一切ありません。
アプリ内のところどころに広告枠があり、広告収入によって利益をあげるビジネスモデルとなっています。
ともチャットを使う前に知っておくべきこと
ともチャットは「出会い系規制法」の対象外のアプリです。
つまり厳密には「出会い系アプリ」ではありません。アプリ内でも出会い系目的で使用することは厳しく禁止されています。出会い目的での利用だと判断されるとアカウントが凍結されるそうです。
ただ、これは無料の出会い系アプリではよくある、出会い系規制法の抜け道を使ったサービスモデルであり、実際、中で使っているユーザー達のほとんどは出会い目的でアプリを利用しています。
ともチャットの利用リスク
無料のため気軽に始められることは確かです。
しかし、無料の出会い系アプリの利用にはリスクがあることをよく理解してください。
リスク1:未成年交際による逮捕
ともチャットでは、年齢確認・本人確認のフローがありません。そのため、本来の年齢を偽って登録することが可能です。
例えばこのアプリを介して、未成年と知り合い、深い関係になってしまえば逮捕されるリスクがあります。
リスク2:恐喝
先ほど説明したように「ともチャット」では年齢確認がありません。
つまり、未成年であることを偽って登録することが可能です。この点を逆手にとり、恐喝される事件が度々発生しています。
手口としては下記の通りです。
①成年女性と偽って、未成年の女性がアプリ登録。
②それにつられた男性が、女性とコンタクトをとる
③実際に会うことになり、待ち合わせをする。
④会うと未成年であること告げられ、周りから男が出てきて、未成年交際で「逮捕されたくなければ金を出せ」と恐喝される
という流れです。
もちろん、この手口に遭遇した場合、警察に行けば、救ってもらえるでしょう。
しかし、あなたがこの状況になった際に、警察に行き、大ごとにしますでしょうか。
後ろめたさがあり、表沙汰にしたくないと感じる人は少くないはずです。
恐喝グループはまさにこの心理を狙っているのです。
この恐喝は、無料出会い系アプリ「ぎゃるる」で、「ぎゃるる狩り」事件と言う形で実際に警察沙汰になっています。
このように「出会い系規制法」脱法アプリは、年齢の確認審査がないため、出会う相手が未成年である場合があったり、恐喝目的で近づいてきたりするリスクが存在するのです。
グレーな運営元
悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者名(デベロッパー名)を法人名等ではなく、個人名にしようとします。「ともチャット」の開発者名は「Go Nakano」という個人名で登録されており、足をつけずに運営をする法人である可能性が高いです。
ともチャットの開発者サイトはダミーサイト?
悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者公式サイト(デベロッパーサイト)をダミーサイトや使用実態のないTwitterやブログサイトなどを利用します。
「ともチャット」の開発者公式サイトは下記が登録されていました。
アクセスすると、シンプルなお問い合わせフォームとなっており、開発者情報やサービス公式サイトではありませんでした。
どんな人がともチャットを使っているのか?
ともチャットに特有のユーザー層というのは無く、「ぎゃるる」「マリンチャット」などその他の無料出会い系アプリと同じようなユーザー層と考えて まず問題ないです。
具体的には下記のような目的・属性のユーザーが混在していると考えられます。
▼18歳以下の少年少女
Appstoreのレーティングでは、18歳以下の男女は利用できません。
しかし、アプリをDLしても年齢認証などなく、自己申告の生年月日入力でパスできてしまうので、形骸化していると思われます。
▼援助交際目的の男性
18歳以下はいないはずですが、「実態としては多くの少女が利用している」という事実を知っている男性ユーザーが援助交際を目的として少女に声を掛けているというのが現状です。
▼ネットワークビジネスマン
「ともチャット」に限らずですが、無料の出会い系アプリにはまず間違いなくネットワークビジネスマンがたくさんいます。「カフェで稼ぐ方法教えようか?」とわかりやすく誘ってきたりもします。こういう目的の人と関わっても、最終、得をしないのでかかわらないことを強くお勧めします。
▼チャットガールの誘い
女性ユーザーが気をつけなければならないのが、チャットガールの誘いです。
高収入バイトをうたい文句にライブチャットなどの仕事を斡旋しようとしてくる人間がいます。これも、最終的に、水商売や風俗への勧誘につながるため、軽い気持ちで関わることはお勧めしません。
度重なるエラーが頻発
ともチャットでは、「不明なエラー」による、通信障害がよく発生しています。
これはアクセス過多による不具合であると予想されます。
そのため、よく発生する時間帯は昼12時、夜19-20時ごろです。
度々起きていますが、なくなることはないので、運営元のシステム対応力や対応意思が低いのではないかと考えられます。
LINE(ライン)IDの交換は禁止
LINE IDの交換をすると運営会社から凍結されることがあるようです。
改めて、出会い目的での利用はできないことを理解してください。
アカウントが凍結された場合
仮にあなたのアカウントが凍結された場合、二度と復活することはないので、ご注意ください。
何度も言いますが、出会い目的での利用はできないし、許されていないのです。
ともチャットの利用は自己責任で
ともチャットは無料の出会い系アプリなので、多くのユーザーが存在します。そうであるがゆえに、他のユーザーに接近し、LINEなどを交換して友達となり、ネットワークビジネスに勧誘する人や、恐喝をされるという可能性は大いに考えられます。
そういったリスクを理解した上で、利用をするのであれば、自己責任で利用をしても良いと思います。
しかし、筆者であれば、そのようなリスクを犯してまでこのアプリを使うことは全くおすすめすることはできません。
この記事が参考になれば幸いです。