運営会社 | 販売元: haruhiko anzai © TapLove |
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サービス開始 | 2017年 |
アプリストア | AppStore google play版は未リリース |
ざっくりまとめると
- タップラブは出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
- 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
- 登録直後にメッセージがくるが実態は運営会社のサクラなので安易な課金は禁物
アプリの説明
登録無料、匿名で気軽にメッセージ送信できる人気のSNSチャットアプリ「タップラブ」
GPS機能対応で、近くの人とチャットトークが楽しめる!
タップラブの料金体系
タップラブは有料の出会いアプリです。
トーク送信や掲示板投稿のたびにポイントが消費され、ポイント購入のために課金を促すことで利益をあげるビジネスモデルです。
各アクションに対する消費ポイントは下記の通りです。
トーク定型文送信:12PT
トーク画像送信:23PT
トーク画像閲覧:5PT
プロフィール画像表示:3PT
掲示板投稿:23PT
掲示板画像閲覧:3PT
このポイントは初回は120ポイントが無料で付与されていますが、追加の場合は課金購入となります。ポイントの料金テーブルは下記の通りです。
購入ポイント | 料金 | 1ポイント辺りの料金 |
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2550PT | 24,800円 | 9.7円 |
1150PT | 11,800円 | 10.3円 |
550PT | 6,000円 | 11円 |
310PT | 3,600円 | 11.6円 |
200PT | 2,400円 | 12円 |
100PT | 1,200円 | 12円 |
つまり、トーク送信1通が23PTなので、金額換算すると223~276円となります。
10通のやりとりをすれば、2,300~2,500円となるわけです。
初心者の方であれば、「なんだ、出会い系ってこんなものなのか?」と思うかもしれませんが、この金額は”高い”です。
サクラだらけの詐欺出会いアプリによくある価格設定なので、十分気をつけてください。
タップラブは安全なのか?その実態を調査
タップラブは果たして健全なアプリなのか、その実態を調査してみました。
タップラブは異性紹介事業の届出なし
タップラブはポイント制を導入しており、どこからどうみても出会いアプリなのですが、インターネット異性紹介事業の届出をしていませんでした。
つまり、正式にはタップラブは出会い系アプリではないということです。
実際に利用規約の第9条(本サービスに関して)にはこのような記載があります。
したがって、ユーザーは本サービスが娯楽提供することを目的としている事を承認し、出会いや異性交際のための相手をマッチングさせるサービスではないことを予め確認し同意するものとします。
このように明確に男女の交際目的のマッチング・メッセージングをするアプリではないと記載されているのです。
タップラブの実態は、男女の出会いをキャッチコピーにしてユーザーを集めながら、実際には出会い系アプリの負うべき義務と制限を免れている脱法出会い系アプリなのです。
年齢確認がなし
前文でも説明したようにインターネット異性紹介事業の届出がないので、タップラブには登録者の年齢確認をする義務がありません。実際にアプリをダウンロードしても、年齢確認のための書類提出などは必要ありませんでした。
つまり、「年齢を偽って登録する」「性別を偽って登録する」ということが十分考えられるので、「ぎゃるる狩り」のように未成年交際による逮捕リスクや、逮捕リスクを逆手に取った恐喝などへ事件化する可能性は大いにあるでしょう。
タップラブは悪質サクラアプリ
これらを踏まえて、実際にタップラブを利用した結果、案の定、タップラブは悪質サクラアプリでした。
下記の調査をご覧ください。
まず、検証の為にタップラブをDLしてみました。そして、丸一日アプリを放置した結果、どうなったかというと…
こうなりました。
総勢13人の女性からメッセージをいただきました。
この手の出会い系アプリの利用経験がある人はここで勘づくと思いますが、これはほぼ100%の確率でサクラでしょう。
なぜかというと、私が設定したプロフィールは案の定下記のように”スカスカ”だからです。
顔写真などはもちろんありません。
顔もわからない、自己紹介の文も何もない男性に、声をかけてくる女性がいると思いますか?
一般世界に置き換えて見てください。渋谷の街中でマスクとサングラスをかけて顔が一切わからず、何もパーソナリティもわからない男性がいたとして、その人に女性が声をかけてくると思いますか?声をかけてくるとしたら、それはもうビジネス目的なはずですよね?
ということで、タップラブはサクラが大多数の悪徳出会い系アプリであることは間違いないでしょう。
間違っても「出会い系アプリを使うと、顔写真がなくても、待ってるだけでこんなに簡単に出会えるんだ!」と勘違いはしないでください。これは毎日大量にくる迷惑メールと同じような悪意を持ったメッセージなのです。
タップラブの開発者
悪徳出会いアプリの場合、運営会社は足がつかないようにappleやgoogleに登録する開発者名(デベロッパー名)を法人名等ではなく、個人名にしようとします。
「タップラブ」の開発者名は「haruhiko anzai」という個人名で登録されています。
個人開発者の名前を使って、足がつくことを隠しているようです。
タップラブの利用はすべきではない
タップラブは法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
さらに、男性ユーザーには登録直後にたくさんのメッセージがきますが、全てサクラですので、くれぐれもメッセージを続けて課金をしないようにしてください。
また、インターネット異性紹介事業の届出をしておらず、年齢確認や本人確認が行われないので、「ぎゃるる狩り」に代表されるような恐喝事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクもありえます。
このことから、タップラブを使うメリットは一つもないと断言します。
健全な出会いをしたい方は絶対に利用はしないようにしてください。