運営会社 | 販売元: VIRTUE INC © Virtue inc. |
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サービス開始 | 2017年 |
アプリストア | AppStore google play版は未リリース |
ざっくりまとめると
- LINGOは出会い系規制法を免れる脱法出会いアプリ
- 利用者には恐喝・逮捕リスクが必ず存在することを理解すべき
- 登録直後にメッセージがくるが実態は運営会社のサクラなので安易な課金は禁物
アプリの説明
『LINGO』で必ず素敵な出会いが見つかる。
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GPS機能対応だからすぐ近くの気になるお相手にお手軽アプローチ!メッセージ・写メ送信・タイプ・お気に入り登録。さまざまなアプローチが簡単に出来ちゃう!
■『主な機能一覧』
○MAP検索「GPSリサーチ機能」
○画像一覧検索
○リスト検索「お相手との距離表示」
○掲示板
○メッセージ「定型分メッセージあり」
○写メ送信
○お気に入り登録・タイプ登録
○足あと・履歴
○通報・ブロック機能
■『こんな方に是非オススメです』
・暇つぶしがしたい!
・友達、恋人が欲しい!
・本気で結婚相手を探したい!
・自由に楽しい出会い求めたい!
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・趣味を一緒に楽しむ相手が欲しい!
・気軽に悩み相談できる相手が欲しい!
・寂しい時に話せる相手が欲しい!
・掲示板で女子会・合コンを募集したい!
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・利用中のSNSに身近な人が居そうで心配。
・セキュリティー万全のアプリを使いたい。
【LINGOとは?】
チャット友達、飲み友達、恋人(彼氏・彼女)探し、秘密・秘密、大人の友達まで希望の目的がひと目で分かるから気軽にアプローチできちゃう。
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■安心・安全なサービスへの取り組み
○プロフィール内容・写メは厳正なチェック
○相手には知らせず通報・ブロック機能が使える
○不審なユーザー・誘導業者の監視システム
○365日24時間サポート
LINGOの料金体系
LINGOは有料の出会いアプリです。
トーク送信や掲示板投稿のたびにポイントが消費され、ポイント購入のために課金を促すことで利益をあげるビジネスモデルです。
各アクションに対する消費ポイントは下記の通りです。
定型メッセージを送る:10Pt
メッセージで画像を送る:25Pt
プロフィール写真を見る:3Pt
掲示板に投稿する:25Pt
掲示板投稿画像を見る:3Pt
初回は120Ptが無料で付与されていますが、追加の場合は課金購入となります。ポイントの料金テーブルは下記の通りです。
購入ポイント | 料金 | 1ポイント辺りの料金 |
---|---|---|
2852Pt | 24800円 | 8.6円 |
1298Pt | 11800円 | 9円 |
630Pt | 6000円 | 9.5円 |
370Pt | 3600円 | 9.7円 |
120Pt | 1200円 | 10円 |
つまり、トーク送信1通が25Ptなので、金額換算すると215~250円となります。
10通のやりとりをすれば、2,150~2,500円となるわけです。さらに相手のプロフィール写真を見るだけで3Pt=30円です。
初心者の方であれば、「なんだ、出会い系ってこんなものなのか?」と思うかもしれませんが、この金額は”高い”です。
サクラだらけの詐欺出会いアプリによくある価格設定なので、十分気をつけてください。
優良出会い系サイトであれば、1通50円程度というのが相場です。
LINGOは出会えるのか?その実態を調査
LINGOは果たして健全なアプリなのか、その実態を調査してみました。
LINGOは異性紹介事業の届出なし
LINGOはポイント制を導入しており、どこからどうみても出会いアプリなのですが、インターネット異性紹介事業の届出をしていませんでした。
つまり、正式には LINGOは出会い系アプリではないということです。
実際に利用規約の第3条(本サービスの目的)にはこのような記載があります。
さらに、第7条(禁止行為)には、異性との交際を目的として利用する行為を禁止しています。
LINGOは明らかに出会い系アプリであるにも関わらず、出会い系アプリであることを規約上は否定しています。
LINGOの実態は、異性紹介事業の届出がないにも関わらず、「男女の出会い」をキャッチコピーに、ユーザーを集めているユーザーと法律を欺いた脱法アプリなのです。
年齢確認がなし
前文でも説明したようにインターネット異性紹介事業の届出がないので、LINGOには登録者の年齢確認をする義務がありません。実際にアプリをダウンロードしても、年齢確認のための書類提出などは必要ありませんでした。
つまり、「年齢を偽って登録する」「性別を偽って登録する」ということが十分考えられるので、「ぎゃるる狩り」のように未成年交際による逮捕リスクや、逮捕リスクを逆手に取った恐喝などへ事件化する可能性は大いにあるでしょう。
サクラの存在
これらを踏まえて、実際に LINGOを利用した結果、サクラがいるアプリだということが判明しました。
まず、検証の為に LINGOをDLしてみました。そして、数時間アプリを放置した結果、どうなったかというと…
こうなりました。
見てわかるように、「まりぽ」「彩」という2名の女性からメッセージが届きました。
返信をせずとも何通も送ってくるのです。
この手の出会い系アプリの利用経験がある人はここで勘づくと思いますが、これはほぼ100%の確率でサクラでしょう。
なぜかというと、私が設定したプロフィールにほとんど何も設定していないからです。
顔写真すら載せていませんでした。
顔もわからない、自己紹介の文も何もない男性に、声をかけてくる女性がいると思いますか?
一般世界に置き換えて見てください。渋谷の街中でマスクとサングラスをかけて顔が一切わからず、何もパーソナリティもわからない男性がいたとして、その人に女性が声をかけてくると思いますか?声をかけてくるとしたら、それはもうビジネス目的なはずですよね?
ということで、LINGOはサクラが大多数の悪徳出会い系アプリであることは間違いないでしょう。
手当たり次第にメッセージを送り、引っかかった人に、会話を続けさせ課金を促しているのです。
LINGOの口コミ評価
筆者のレビューでは悪質なサクラアプリであることがわかりましたが、その他の利用者のLINGOの口コミを集めてみました。
しかもバリ高
そしてみんな会話の引き伸ばし大作戦
さぎあぷ
どうでもいい内容ダラダラ送ってきて
最悪だわ
しかもサクラは全員おっさんw
このように、他のユーザーもレビューではサクラの実態を報告しています。
Youtuber「ラファエル」の紹介
さらに、Youtuber「ラファエル」が紹介動画を配信したことで、LINGOを知った人もいるようです。
しかし、これはとんでもないことで、報酬を得ているとはいえ、明らかな脱法詐欺アプリを紹介しているということはラファエルも全く信用できないということになります。Youtuberの言うことを安易に鵜呑みにしないように注意してください。
LINGOのグレーな運営元
出会い系アプリはトラブルがつきものです。健全な運営会社であれば、法人としての実態、HP、問い合わせ窓口などがあってしかるべきす。
「LINGO」の開発者名は「Virtue inc」という法人名で登録されています。
HPを見てみると、サービスの紹介や代表者名などの表記はなく、健全な運営体制があるのかがはっきりしませんでした。
いわゆるグレーアプリを量産する業者の可能性が非常に高いでしょう。
健全な運営体制があるとはいえないと思います。
LINGOについての総評(まとめ)
LINGOは法律的な定義上、「出会い系アプリ」ではありません。
よって、「出会い系サイト規制法」による厳格なルールは適用されません。
さらに、男性ユーザーには登録直後にたくさんのメッセージがきますが、全てサクラですので、くれぐれもメッセージを続けて課金をしないようにしてください。
LINGOの口コミを見ても、「サクラしかいない」という評価です。
また、インターネット異性紹介事業の届出をしておらず、年齢確認や本人確認が行われないので、「ぎゃるる狩り」に代表されるような恐喝事件やネットワークビジネスへの勧誘などリスクもありえます。
このことから、LINGOを使うメリットは一つもないと断言します。
健全な出会いをしたい方は絶対に利用はしないようにしてください。